緊張してこわばってしまった筋膜・結合組織を外部から緩めるとともに患者様ご自身の意志で、それを緩めることが出来るようにします。
また、数多くの組織のバランスを保つようにし、加えて呼吸法を使った姿勢を正す運動によって、患者様一人一人が、知らず知らずのうちに身についてしまっている、体の「癖」の改善を促します。
外からと内からの両面から身体のこわばりを緩め、ほどいて行くのです。人体の緩みは心の緊張、こわばりをもほどくことにつながってゆくのです。
緩扶(ゆるふ)はユルブ(ゆるめる)の平安時代の発音で、漢字で書けば「緩ふ」になります。ほどき、ゆるめることで苦痛を緩和し、悩める人を扶助する、という意味を込めて名付けたものです。
- 外部の刺激によって緩める・内部から緩める
- 外部の力の誘導によって歪みを正す・内部の力の出し方によって歪みを正す
- 呼吸法を使い、力を入れる運動をする・呼吸法を使い、力を抜く運動をする
- 呼吸法を使い、姿勢を正す・姿勢を正して呼吸をする
- 正しい姿勢を学んで、狂ったバランスを正す【全体のバランス・個々のバランス】
- 自分の体の癖を知って、筋肉動作の悪い癖を修正していく
- 適度な運動によって、適正な筋力まで向上させる(体力の向上)
以上のような、立体的な総合療法が緩扶(ゆるふ)整体学です。